2014-03-24 11:23 | カテゴリ:ギニアのお話
どうも、ちひろです。
たまには真面目(?)なお話をと思って、ギニアの音楽のことについて書きます。



先日の神戸フリースクール音屋祭でのこと。
ドゥニのライブが終わった後、ひとりの女性のお客さんに声をかけられた。

そのお客さんは
「タイコが会話しているように聞こえた。」
とおっしゃった。
その方は、生まれて初めてギニアの音楽を聞いたとのこと。
私は嬉しくて、
「ほんまですか!?話してるように聞こえました!?嬉しです~!!」
と、思わずその方の手を握ってしまった。

というのも、もともとジェンベは通信手段して使われていたとも言われるからだ。
3km離れた場所にもその音が届くらしい。
「うちの村で結婚式あるで!」とか「お葬式あるねん」とか、
高いビルなど音を遮るものがないギニアの地方の村々で、
ジェンベを電話のように使っていたのも納得がいく。

またリズムそのものも自然の中にある音や、
話し言葉から作られたものがたくさんある。

例えば『ディボン』という曲は、ディボンという鳥がいて、
その鳥同士が会話している声をもとに作られたと言われているし、
『カッサ』という曲(畑を耕すときの曲)は、
「イカンコロタ、イカンコロカサキニタ、アカラマニパイパイ」
(畑を耕すときに持ってくお弁当を取り合いしちゃダメだよ。
喧嘩して熱くなっちゃうよ。みんな仲良くね。)
という話し言葉になっている。

今回のライブで、初めてギニアの曲を聞いた方に、
その「会話」が漠然とでも伝わったことが何より嬉しかった。
ギニアの音楽はまさしく『コミュニケーション』。
聞かせるというよりも「話しかける」という言葉がの方が合う。

そんな音楽の背景を知ってライブを見に行くと、
今までとは違った音の聞こえ方がするのではないかと思います。

ちなみにギニアのマリンケ語で「話す」は「クマ」と言います。
かわいいでしょ(笑)。
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【ジャンル】:音楽 【テーマ】:民族楽器
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